ホーム > 会員からの投稿 > 同期会活動 > 第33回三桜会開催(49回卒業生の会)

2023.09.27

同期会活動

第33回三桜会開催(49回卒業生の会)

三桜会(49回卒業生の会)は11月20日に「第33回三桜会」を亀戸のアンフェリシオンにて開催しました。
会は盛況となりました。

三桜会だより             

                                真島 武(49回)

長い間世界中を悩ませてきたコロナ禍も可成り落ち着いてきましたが、同期の諸兄は、いかがお過ごしですか。今年の4月26日に、E組のクラス会「ひょうろく会」(幹事、高久恭一、大見川仁史君)を、新宿の中村屋「グランナ」で開催致しました。この回も昭和51年の第1回(錦糸町の「ロッテ会館」)以降、1,2年毎に塩田君の幹事で開催して参りましたが、90歳にもなり、今回第22回をもって最終回とすることに致しました。(幹事高久君)。

中にはクラス会白寿までやろうとの声もありました。

 今回、担任の山下圭一郎先生(あだ名「瓢緑」(飄々としていて緑でなし)を忍び、以前に先生とクラス会を持ちましたこの中村屋で開催することになり10人が参加しました。(写真右から高久、真島、熊代、河合、宮崎、青木、沼上、玉村、廣瀬、高橋)が出席しました。青木君は、福島から新幹線で参加してくれました。

 49期の同期会、三桜会総会は、昨年に1年遅れの米寿記念の会を持ちましたが、今年は90歳(卒寿)を迎えることとなりました。

 第二次世界大戦終戦の翌年(昭和21年4月)、錦糸町駅南口(今のバスターミナル)の数十軒の闇市の中を通りながら、中学1年生の1学期は焼けた校舎がまだ修理が間に合わないために授業が出来ず、近くの小学校の校舎を借りて授業を受けました。空襲で焼け焦げ、錆びたままの曲がった鉄骨がむき出しで屋根のない青空が見える講堂の都立第三中学校(最後の旧制中学生)に入学して、中学が高校に替り都立第三高校に入学し、都立両国高校(中高一貫?)を卒業して71年が経ちました。多感な時代の6年間を共にして、皆の強い友情と絆が生まれたと思います。布で作った自家製のグローブやボールで野球、昭和23年5月の全校挙げての駅前闇市の我が校庭への移転反対デモ行進(米軍のMPに守られて)、初めての後輩の女の子との運動会。

 同期の懐かしい色々な名士が思い出されます。国会議員(島村宜伸、どらさん等同期の4人の国会議員は憲政史上初)、実業界、学会(石川洋美、とんちゃん、芝浦工大理事長)、作家(清野平太郎、へーたれ、直木賞作家の半村良)等々。

 8月24日に三桜会の幹事会を持ちまして、三桜会総会は卒寿記念で今回をもって最終回とすることと致しました。昨年の31人以上の参加者を期待して11月20日に亀戸のアンフェリシオンでの開催を決めました。

 今まで419人卒業の同期生のうち約三分の二が亡くなりました。

 全ての先生、同期生に感謝します。



Sitemap 淡交PORTALサイトマップ

事務局への各種ご連絡は
こちらよりお願いいたします