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2025.04.02

63回

63回生 早春の伊豆大島の旅

63回卒の同期生7人(新宿高校卒の友人を加え計8人)が早春の伊豆大島2泊3日の旅に出かけた。好天に恵まれ温暖な日和で、大島桜や椿が咲き誇る島の観光と美味しい魚、美味い酒を満喫した旅だった。
往路は3月26日午後、竹芝桟橋から東海汽船の高速ジェット船に乗り込み、1時間45分で大島の岡田港に到着。春霞に黄砂が加わり視界は今一つ。岡田港からレンタカー(8人乗り)で三原山中腹の大島温泉ホテルへ。一風呂浴びて待ちに待った夕食。シャンパンで乾杯した後、てんでにビール、ワイン、日本酒、焼酎を飲み、料理は椿油で揚げる海鮮フォンデュと刺身、アシタバ(明日葉)のお浸しほか豪華版だった。
2日目の27日も晴れ、午前9時レンタカーで出発。高台から元町港と大島かめりあ空港を遠望した後、御神火スカイラインを経て割れ目噴火展望台、外輪山展望台と巡った。続いて海岸線を走る大島一周道路で、約2万年間に起こった大噴火、約100回分の噴出物が作り上げた巨大な縞模様「地層大切断面(巨大バウムクーヘン)」を見ながら波浮港へ。踊り子の里資料館(旧港屋旅館)に至る階段を汗みずくで登る。波浮港見晴台には、「三日おくれの便りをのせて…」の作詞・星野哲郎、作曲・市川昭介、歌・都はるみによる「あんこ椿は恋の花」の歌碑が建っていて懐かしかった。
元町港に戻って昼食後、混浴露天風呂「浜の湯」へ。各自持参の海水パンツを着用し勇躍露天に向かったが、残念ながら女性不在で混浴とはならず。湯加減はちょうどよい熱さで小一時間浸かった。70歳以上は半額の150円だったのも嬉しい。ホテルの夕食は魚介、牛肉、野菜盛りだくさんの鉄板焼きとべっこう寿司。
3日目の28日は夜来の雨で明けたが、出発の午前10時ごろにはほぼ上がり、間もなく青空も。海を隔てた伊豆半島の姿もくっきりと見え、雲の上に頭を出した富士の霊峰を拝めて一同感激。帰路は風と波浪の影響で高速ジェット船が欠航したため、大型客船「さるびあ丸」で竹芝桟橋まで約4時間半の船旅を楽しんだ。岡田港では、離任する校長先生を大勢の小学生たちが見送る感動的な場面に遭遇した。土産はもちろん名産トビウオとムロアジのくさや。帰着の翌日は冬に逆戻りしたような氷雨の一日だったことを考えると、本当にラッキーな3日間だった。(宇田川勝明 記)

夕食を楽しむ(左奥から)E組島村、B組中島、A組宇田川、A組佐藤良之
(右手前から)H組竹村、F組中里、A組石井、友人の菊谷の各氏

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